【野菜e-hon】の製作を始めました。
今年のお正月、鹿児島市の長島美術館で開催されていた「みみをすますように 酒井駒子展」を見てきました。酒井駒子さんは、美しい絵、かわいい絵がとても魅力的な絵本作家さんです。どこかかなしげですが、とてもやさしく、とても温かな絵がゆっくりと心にしみこんでくるようで、とてもすてきな時間を過ごさせてもらいました。
小さく産まれた我が家の長女は、しばらくNICUに入院していました。その長女がおうちに帰ってきて、ほんとにまだまだ小さい言葉もまだでない時に最初の絵本「ぞうくんのさんぽ」を買ってきました。それ以来、たくさんの絵本を買って、ひざの上で読み聞かせ、一緒に楽しんできました。こどもが増えても同じように、たくさんの絵本を一緒に楽しんできました。
夜になって、子ども達と一緒にお布団に入ると、「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。…‥」と、いろんなお話しをくっつけたり、創作したり、その場で思いついたお話しをしゃべりながら、眠りについていました。先に僕のほうが眠くなったりしながら。そして物語の最後はいつも、「つづく」。でした。だから、その物語は今も完結していません。
酒井駒子さんの展覧会を見て帰ってきてから、畑で収穫作業をしているときにふと思いつきました。そうだ、お野菜で絵本をつくろう!
我が家の畑で採れたお野菜を何かに見たてながら、思いつくままに畑で写真を撮っています。農作業をほったらかして。
最初の作品は、酒井駒子さんの「こりゃまてまて」のイメージで作りました。
次の作品も酒井駒子さんの作品から着想しています。こうご期待!?
下の写真は、オーガニックマーケットに参加した我が家のライオンくんです。