保育園生とジャガイモ収穫、そして田んぼの学校が始まりました。
6月10日、地元の保育園生とジャガイモの収穫を行いました。毎年恒例となった行事です。保育園の給食とその調理で出た生ゴミを回収して堆肥化、「保育園子ども農園」に投入して土作りをしています。春に保育園生たちに種芋を埋めてもらい、収穫にもやって来てもらいます。
春と秋、年2回収穫出来るデジマ、アンデスレッド、グランドペチカの3種類を植え、秋は西森ゆうじん農場の圃場で栽培して、種芋は全て自家採種。ぐるぐるグルグル、食べ物を循環させています。
そして、地元小学5年生との米作りの体験学習、田んぼの学校も始まりました。6月22日、実際の体験作業の前に学校で1時間の授業をしてきました。まずは昨年の体験学習の様子を写真で見ながらどんな作業をするのかを理解してもらい、次に近年常態化しているウンカ被害について温暖化の影響と農薬使用の影響があるのではないかという話、日本の農薬使用や規制の実態について子ども向けに解説していた新聞記事の話、最後に西森ゆうじん農場でどのような思いを込めてどのようなやり方で稲作を行っているかを話しました。
毎年少しずつ内容を変え、より分かりやすく、よりおもしろくなるように工夫をしていますが、なかなか難しいですね。でもまだ小学生だからと手抜きすることなく、稲作の話を通しながら、世界規模の環境問題についても感じてもらいたいし、子どもたちの日々の生活の中でも自分でしっかり考えることの大切さを少しでも感じてくれればなと思っています。