田んぼの除草、まもなく終了です。
今年は4月から新たな体制となり、新たに農作業にかける時間を作り出しましたが、今のところそのほとんどが田んぼの除草作業に回っているような感じです。おかげで、田んぼの草は例年よりも早く、そしてかなり取り除けたように思います。
あまり遅い時期まで除草作業で田んぼに入ると、イネの根っこを傷めてしまうと言うことなので、毎年7月末を目標に除草作業を行いますが、結局時間切れで十分に草を取り除けていませんでした。今年は縦方向、横方向の除草を3枚の田んぼでそれぞれ3回ほど、そして最後に除草機で取り除けなかった大きな草を手取りで取り除きました。
毎年、田んぼの草取りをしていて感じるのは、草を抑えるのに最も有効なのは、水の深さ。広い田んぼの土の水平度を均一に出すのは非常に難しく、高性能な機能を備えたトラクターを使用しなければほぼムリで、田んぼの中で毎年同じところが高くなったり低くなったりしています。そのため、低くて水深が深い部分は草の出が少なく、高くて浅いところは激しく草が出てきます。さらに、Y-13の田んぼでは、取り入れる水の水系の最終水田になっていて、一番肝心な田植え直後の時期に頻繁に水がやってこなかったりします。だから、我が家の3枚の田の中で最も草の多い田んぼになっています。毎年、一人生えする緑肥植物のヘアリーベッチがすき込まれているので自然栽培なのに栄養分が多く、草の種類も量も多くなっているように思います。そんなY-13の田んぼですが、今年は、暑さを避けた早朝から何度も手取り除草を行ったので、激しく草が生える部分も、かなり取り除くことが出来ました。
まもなく8月、除草作業のタイムリミットがやって来ます。今年はいつもより草が少ない美しい田んぼで、扇状に大きく開帳して分けつした葉を広げたイネが元気に育ってくれています。
2023.7.25 Y-13の様子