田植えが終わりました。
6月中旬、今年の我が家の田植えがスタートしました。
例年通り、3枚の田んぼすべてで機械を使わず手作業による田植えを行い、7月第1週目に植え終わりました。
1枚目は、ちょうど地元中学生の職場体験で3名の男の子がやってくる日と重なり、手伝ってもらいました。2枚目は、毎年恒例となっている地元小学5年生の体験学習で、わいわいにぎやかな田植えとなりました。
最後3枚目は、家族だけでの田植えでした。私が一人だけで植えている時間がけっこう長く、収穫や畑の作業もしながら、3日を要しました。最終日に、長女に手伝ってもらいました。私が新規就農して初めての田植えをするときから手伝ってくれているので、もはやベテランの域に達しています。
今年は、苗が小さめだったため、植えられないほど小さい物も多く、例年5~6枚の苗箱が残っていたにもかかわらず、最後の数メートル分、苗が足りませんでした。来年はもっと充実した苗を育てられるよう改善をし、さらにもう少し苗箱を増やした方が良いかもしれません。
今年は、代かき作業の直前に、トラクターのオイル交換やオイル補充などの整備をした効果でトラクターがとても調子よく動いてくれました。そこで、いつもより丁寧に時間をかけて代かき作業を行ったところ、どろんこが非常にトロトロでなめらかに仕上がりました。泥がトロトロになると、草の種が深く沈み、生えにくくなると言われています。その効果が現れ、初期の草の発芽が例年より遅くそして少なくなりました!
ただし、どろんこがやわらかすぎて田植えが難しくなったようで、中学生も5年生もしっかりと苗を植えることが出来ず、歩くたびに前後左右にゆらゆら揺れてしまって、まっすぐに植えられなかったようでした。
経験値が非常に多い私や長女のような人間なら、そのときの田んぼの状態や苗の状態に合わせ、植えていくことが出来ますが、初めての子供たちには難しかったなあと反省しました。初期の草の出を抑えながら、子供たちも植えやすくするために、来年はまた一工夫しなければと思います。